未成年後見人の申し立て・手続きの流れ

未成年後見制度とは、未成年者の親権者が死亡するなどの原因でい

 

なくなった場合や、親権者が財産管理権を失った場合などにおいて、

 

未成年者の権利保護や身上監護のために、未成年後見人と呼ばれる

 

法定代理人を選定する制度です。

 
未成年後見人の選定は原則として家庭裁判所によって行われますが、

 

親権者がいる場合には親権者が指定することもできると規定されてい

 

ます。

 
未成年後見人の選任の申し立ては家庭裁判所に行います。

 
まずは申立書と戸籍謄本や住民票などの必要書類を用意し、家庭裁

 

判所へ提出します。

 
申し立てが行われると家庭裁判所による調査が始まり。家庭裁判所で

 

関係者との面接が行われます。

 
申立人については、申し立てに至った経緯をはじめ、未成年者の生活

 

状況や財産状況、親族の意向などについて聴取します。

 
また後見人候補者については、事情を聴取した上で後見人として適し

 

ているかどうかの審査が行われます。

 
未成年者本人については、後見人候補者と共に家庭裁判所へ招き、

 

本人の意思や心身の状態についての確認が行われます。

 
調査が完了すると家庭裁判所による審判が行われ、未成年者後見人

 

が選定されることになります。

 
選任の通知は郵送によって行われ、選任された後見人は通知を受け

 

取ってから1ヶ月以内に、財産目録と年間収支予定表を作成して家庭

 

裁判所に提出する必要があります。